宿業とは

私、両親、兄弟、友だち…誰一人として同じ人生を歩む人はいません。
みんなそれぞれの人生を歩みます。

なぜでしょう?

それは、過去世からの宿業がみんな違うからです。
宿業とは、自分自身がこの世に生を受ける前の過去世に積み重ねてきた様々な業(良いこと、悪いこと)、つまり幸・不幸を招く原因のことです。

仏さまは、「過去の原因を知りたければ、現在の結果を見なさい。将来の結果を知りたければ、現在の原因を見なさい。」とお教えです。

つまり、今、幸せに暮らしている人は過去世で良い業を積んできた人、一方で不幸せと感じている人は、過去世で悪い業を積んできた人です。また、これから先の来世に向けて幸せに過ごしたいと思っている人は、現世で善い業を積む方法を知り、努力をしなさいよということを教えられているのです。

因果応報とは、仏教の教えに由来する言葉だったんですね。

では、過去世で悪い業を積んできた人は現世では幸せになれないのでしょうか?

いいえ、幸せになるための教えがあります。安心してください。

人は、幸せになる方法を知るために、この世に生を受け生まれてきたのです。
その方法を知り、実践すれば、「現世安穏、後生善処」(現世では安穏に生活でき、後生ではよい世界に生まれることができる)とお教えです。

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